2025 年の目標
2025 年の目標とかやりたいこと、1Q の振り返り
久々のエントリです。最近は暖かくなってきて段々と起きてから色々アクティブに動きやすい季節になってきました。その勢いでブログも動かせたらなと思いながらつらつらと書いていこうと思っているのですが、今回は 2025 年 1Q も過ぎた頃に動き出しの所感と、この 1 年でやってみたいことを少しテキストに書き出しておこうかなという趣旨です。
本エントリは、技術的な内容というよりかは日記みたいなものなので、なにか課題があってそれを解決したい人にはこの記事は価値を提供できないかもしれないです。
1Q の振り返り
腰を据えてキャリアについて振り返るのは去年の 5 月に転職活動を行っていた時ぶりです。そのときはスペシャリストとしてのキャリアを思い描く中、いかに自分の技術力を向上できるかという点にかなり重きをおいて候補となる企業を探していた気がします。
今の会社にこ゚縁をいただきなんだかんだ気がついたら半年が経過していました。あっという間だったなぁ〜。
この Q では入社以来一貫して携わっている toC 向けポータルサイトの UI/UX 改善のための施策の実装に関するエンジニアリングを主な業務として担当してきました。PM、デザイナーとともに会社として重要視している KPI からユーザーが何を求めていて何を達成したいのか、仮説をもとに議論を交わしながらよりよい体験の実現のためにイテレーションを重ねながら漸進的に小さくコツコツと反応を見ながらそのとき考えられうる最善案を実行しました。
toC 向けサービスは広告運用や季節性のトレンドによって数値が少なからず左右されることから、施策あたりの効果量を素直に評価するのは難しいですが、全体を見れば着実に伸長していることからも決して間違ったことをしていなかったのだなという実感は持てています。
エンジニア 3 年目
気がつけば新卒で入社した 2023 年 4 月から数えてもう 3 年目に到達してしまいました。最初はクラウドインフラの面倒を見ながら C#、ASP.NET、AWS、Terraform、CloudFormation といった技術がプロダクションで実運用されている現場で開発を行っていました。
それまで、個人で開発していたときには考えても見なかった、プロジェクトマネジメントや想像の数倍いるステークホルダーの数、経営層と現場の考え方の違いに圧倒されつつも、どうせ関わらないからどうでもいいやと思っていたりしてました…ね。
今の職場に来てからは、GCP、Golang、k8s、React、Next.js をなんとかキャッチアップし。モダンな技術を駆使しながらマイクロサービスアーキテクチャが構築されていて、エンジニア組織とエンジニアリングそのものがビジネスの成長とともにスケールできるような体制になっているのだなと思っています。
チームが拡大し再編されキャリアの中で初めての仕事を任されている
ビジネスの伸長とともに職場のエンジニア組織は去年と比べて大きく拡大したようです。自分はちょうどその拡大フェーズにジョインしたのもあり、それまでだったらうまく運用できていたチームも今年に入ってよりスケールするような組織になるための再編がありました。
その中で運良く(?)、サブチームのリーダーを任されたこともあり個人的にキャリアの中で忘れられないイベントになりそうです。
技術できてれば最強でしょみたいな考えは最初は誰でも思い描くのかなとは思いつつ、実際にプロジェクトのプランニングやリファインメント、レビューをどうやったらうまくできるのかとか…要求に対する実現方法を考えるのとはまた違ったベクトルでの不確定要素、抽象度が高い仕事で、色々悩みながらも推し進めています。
こんな悩み、多分来年の自分は恥ずかしくて見返せないかもしれないですが今の自分は少し泣きそうになりながらもなんとかやってます笑
エンジニアとしての去年の成長
さて、冒頭の 1Q を見返すという趣旨からは大きくそれていますが一旦気にしないことにして転職してから何ができるようになったのか棚卸ししていきたいと思います。
React, Next.js
モダンなフロントエンドは今の会社に来てからですが、これは特に大きく変わったなという自覚があります。それまでは、React 使ってみたくとも、選択肢の多すぎるライブラリ、流行り廃りの激しいスタックゆえの正解を見つけるまでの試行錯誤、パッケージマネージャーですら調べたら 3つ4つ平気で出てくるような世界ですから、そういった意味である種の正解を見れたのは良かったと思っています。
キャッチアップに関わる話であったりは バックエンド出身エンジニアがReact/Next.jsに入門してみた話 (opens in a new tab) で紹介しています。
Golang, k8s, GCP
これは未だに雰囲気で触っているみたいな状態が続いていますが、ツールの使い方とか、ログの見方とかで困らない最低ラインは超えられたかなと思っております。
Go は文法が超シンプル、ユニークな async システム (goroutine)、クラウドネイティブ (libc 非依存)、コンパイルが高速といった要素を持っていたりと DevEX 文脈では心地の良い言語だなと思っています。Google 謹製のもあり、気軽に GCP の CloudFunctions としてデプロイするのも難しくないですね。LINE Bot にレシピサイトの URL を投げつけたら Notion のテーブルに保存してくれるような bot を 1時間程度でサクッと作れたのは驚愕でした。(shusann01116/recipena (opens in a new tab))
k8s は業務専用ツールで個人で気軽にクラウドにクラスを構築して運用するみたいなのが難しく、お家 Lab を構築しようにも proxmox 等、k8s やりたいのに L2 やらハードやら用意しなければならずハードルが高いです。本当は Cloudflare Zero trust や NAS を導入してみたい気持ちもあったりするのですが他にやりたいことが多すぎて中々手が付けられないのが現状です。
とはいいつつも、こういう話ができているのは去年 k8s の学習曲線が急すぎる公式ドキュメントを頑張って何度も読み返しながら minikube を叩きまくった経験やオライリーの実用 Go 言語を読破した経験が生きているのでしょう…(しらんけど)
Rust
最推しですね〜、本当にこの言語は好きかもしれない。
組み込み系を意識してるゆえの標準ライブラリの薄さが結構ネックだったり、async 絡んだ瞬間の lifetime や Pin やなんやらが現状きついですがそれを踏まえても ML 系に強く影響を受けている代数的データ型、 ?
演算子による簡潔なエラープロパゲーション、完全に文書化された undefined behavior を所有権で防いでいたり、超絶わかりやすいコンパイルエラー、充実したドキュメントとか、本当は部分適用とかカリー化とかもあればもっと関数チックにかけるのであろうと思いつつ、マルチパラダイム言語としては非常に心地よいバランス感の取れているな思っています。
とはいいつつも、Zig とか OCaml とか F# とか、気になっているけどまださわれていない言語もあるので来年も同じことを言っていることは保証できないです(笑)
今年の目標
もう本当脱線しまくって長くなってしまったのですが、今年の目標で終わりにしようかなって思います。まあ、自分は多趣味なのでコロコロ言う事変わるのですが一旦書き出しておきます。
新しい言語を一つ習得する
毎年やっているのですが、去年 Haskell をやったのもあり、ML 系に強い興味を持っています。OCaml やりたいな〜。
会社の外WGないしコミュニティに参加する
外で個人としてのプレゼンスを高めるのは長期的な投資みたいなものだと思っており、自分の選択肢を増やすための手段に大きく役立つと思っています。Rust とかでなにか OSS へのコントリビューションとかできたらなとは思っていますが、実質白紙です。ほんとできたらいいなくらい。
読みたい本
サブチームのリーダーになったこともあり、真剣にお勉強することにしました。
エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング Kindle版 (opens in a new tab) を一旦は読んでいきます。
おわりに
ざっくりと書き出してみました。目標とかは力尽きたので適当ですが、頭の中でぼんやりと考えていたことがちょっと言語化できた気持ち。引き続きがんばっていくます 😎
おわり
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